1999年以前 | 五窓歩の「洒落だぜ」

作品詩句

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1995年

  • ◆ 竹林に見えしかくれし岩煙草時よ止まれと報国寺


    鎌倉報国寺を訪れた際、可憐な岩煙草を見つけて、思わず立ち
    止まってしまいました。

    01

  • ◆ 三平の露天に浮かぶ枯葉船


    露天風呂の湯船に、舟の様に枯れ葉が揺れていました。
    熱海温泉 三平荘さんへプレゼント

    02

1996年

  • ◆ 七冠に七滝ゆきてさくらかな
    ◆ 恋は金銀 馬で行く 歩む思いは香車なり
     夢のイロハに迷い桂 指されて泣いた王手飛車


    将棋の羽生名人が史上初七冠を制覇した年に、私が伊豆の七滝
    (ななだる)へ行きました。
    上の詩は将棋の駒が全部入っています。
    ちなみに羽生名人が七冠を制した王将戦最終局を、山口県まで
    観戦に行きました。良い思いでとなっています。


    羽生善治・清水一代・山田久美・中倉彰子、宏美さんへプレゼント
    2月4日

    04

  • ◆ 青函の海に眠りし人々の霊をなぐさむ かもめ鳥かな

      
    1966年、松尾芭蕉の「奥の細道」をたどりながら
     オートバイ一人旅・・・
     途中予定を変更して北海道へ。
     青函連絡船 洞爺丸、1954年9月26日、1155人が死亡
     (台風15号のため沈没)

    05

1999年

  • ◆ 愛の庵語りつくせぬ永遠の糸


    小料理屋 愛の庵(横須賀市佐野町)さんへプレゼント

    06

  • ◆ ぶらんこの窓辺に咲いた朱実かな


    喫茶店 ぶらんこ(横須賀市長浦町)

    07

  • ◆ 雨が好き


    雨が好き
    貴方を迎えに行ける
    理由ができるから
    雨が好き
    歩道に映るネオンの
    やさしさが好きだから
    雨が好き
    黒板に書かれた相合傘の
    白墨を思い出すから
    雨が好き
    傘が二人をかくすから

    08

  • ◆ ツバル
     初めて君を見た時 神の存在を信じた
     双発の飛行機が 珊瑚とエメラルドグリーンに身を包んだ
     美しいツバルにやさしくTOUCH DOWN!
     気さくな人々の笑顔 一本の道をドライブ
     椰子の木、名も知らぬ木、色とりどりの花
     ふと足下に目を落とす OH MY GOD!
     便利さという欲望の列車が 君の美しい体を蝕む
     地球の温暖化なのだろうか 細くくびれた君の足首も
     海中に没しようとしている 地球上全ての生き物を
     自らの手で葬り去る技術を 間接的自殺のCOUNT DOWN・・・
     STOP THE TIME
     THINKING THINKING THINKING・・・
     あの笑顔の少年の瞳に映る光景ではけっしてない
     ツバルよ
     君のそばに横たわる何万トンの船の残骸を見るがいい
     外界から押し寄せる文明というモンスター
     人類よ現実と理想のSWINGの中で
     アルマゲドンのテンカウントを聞く前に
     英知を集めて美しい地球をいつまでも守るために
     今何をすべきかを・・・    

    横須賀ライオンズクラブアクティビティで、
    メガネをプレゼントするため、日本から15時間を
     費やし、南海の孤島「ツバル」を訪問

    09

  • ◆ はるかなる昔偲べば青い目の按針もまた時の旅人


    黒島荘(大分県臼杵市)さん、ウイリアム・アダムス漂着の地と
    田の浦温泉
    (長崎県平戸市)さん、ウイリアム・アダムス終焉の地へプレゼント

    10

  • ◆ 緑ありて見知らぬ人達と出会い 同じ時間を駆け巡る
      来る人 去る人 帰らぬ人 ライオン達は自由と夢をかけ
      創造し行動する
      会長テーマ
      「今の感動36」をマストを揚げ
      竹の筏が2000年7月に 無事着岸するように
      浅羽丸の夢を乗せて 輪を持って前進・・・・・
      誰かが言ってた ライオンズされどライオンズ

    11

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